耳、鼻、のどの痛みやかゆみを初め、いびき・睡眠時無呼吸症候群、アレルギー性鼻炎・花粉症のレーザー治療に特に多くの症例を持っております。耳、鼻、のどの治療は埼玉県南浦和駅徒歩8分のなかがわ耳鼻咽喉科までご相談ください。

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院長プロフィール

  • 熊本大学医学部卒業
  • 大阪大学医学部附属部病院 耳鼻咽喉科
  • 東大阪市立中央病院 耳鼻咽喉科
  • 社会保険社会保険紀南総合病院 耳鼻咽喉科
  • 白浜はまゆう 病院 耳鼻咽喉科
  • 日本耳鼻咽喉科学会会員


施設紹介

ドクター診察方針

診察の始まりは問診です。
短い時間であっても効率的な問診を行い、引き続いて観察、検査などによって可能な限り情報を集めます。もちろん人間の体のしくみはあまりにも複雑な上、時間的・医療経済的・社会的制限がありますのですべてその場で解決できるものではありませんが可能な限り合理的、科学的な判断、診断を心がけています。

当院を受診する前に他の病院、医院を受診した場合は検査結果や処方がある場合はできるだけ資料(検査結果を印刷した資料、お薬手帳など)をご持参下さい。


昔は耳鼻科といえば毎日通院して処置をしてもらうのが当然でしたが、当院はむしろ初診段階で診察や検査をしっかり行って通院回数は逆に少なめにしたいと考えています。また当院では診断や治療が難しいと考えた場合は早めに総合病院、大学病院へ紹介をします。さらに他院でのセカンドオピニオンをご希望の場合もどうぞご遠慮無く申し出て下さい。有料になりますが紹介状もお作りします。

診察結果の説明は時間の制約があってなかなか完璧を期すのは難しいのが現状ですが、説明用の資料をお渡ししたりて少しでも理解していただけるようにしています。また今後はITを利用した説明媒体を使うよう準備しています。

耳の病気の診療

まずいつからどのような症状があったのかお聞きします。
当然ですが耳の診療はまず耳の中を観察することが必要です。耳垢がある場合にはこれを除去・清掃しないと鼓膜などが見えませんので処置します。当院では耳の症状のある患者さんは全員を座ったまま手術用実体顕微鏡で観察します。

実体顕微鏡は両目で観察するので奥行き、立体関係まで把握できます。
肉眼では耳の奥の微細な変化、色調が把握できません。子供の場合は耳の穴が小さく、特に赤ちゃんの場合は2~3mm位の大きさしかない上毛が多いので顕微鏡で観察しないと奥まで観察できません。

次に必要に応じて聴力や鼓膜の圧力を調べる検査(ティンパノメトリー)などを行います。耳あかが詰まっているだけのような自覚症状でも実は難聴が生じている場合も少なくないのです。急性中耳炎、滲出性中耳炎に対しては抗生剤などの内服治療、鼓膜切開術、チューブ留置を行っています。レーザー鼓膜切開装置(otoLAM)は2007年まだ各都道府県に1台あるか無いかという頃から導入しています。

突発性難聴に対しては糖尿病や高血圧など合併症がない場合は内服治療、ステロイド点滴治療を行い、効果が乏しい場合はブロック治療をしていただける病院への紹介などを行っています。補聴器相談も院内で行っており、耳なりに対して機械を用いる順応訓練(TRT療法)なども承っています。

鼻の病気の診察手順

鼻の穴の中には甲介という突起が両側にあるうえ、曲がっていたりすることが観察を難しくしています。少しでも観察しやすくするために血管収縮剤のスプレーを噴霧したり鼻みずを吸い取って観察しますがそれでも肉眼だけで奥まで完全に見えることはなかなか難しいのです。そのため症状や年齢によって奥まで完全に観察する必要がありそうな場合には電子内視鏡を使います。

内視鏡で見た映像は動画ファイルとして記録され、その場で患者さんにお見せして説明できるようになっています。当院の電子内視鏡は直径が3.2mmとかなり細いものですが、乳幼児のためにさらに細く、1.8mmという鉛筆の芯ほどの太さしかない内視鏡(ファイバースコープ)も用意しています。この超細径内視鏡を使うと子供の鼻でもくすぐったいだけでほとんど痛みを感じないで観察できます。

副鼻腔は鼻の中とは別の空間で骨のなかにありますので内視鏡を使っても見ることができません。主にレントゲン検査を行いますがさらに念入りな情報が必要な場合はMRI・CT検査を行うことがあります(撮影は別の施設にお願いしています)。アレルギー性鼻炎は薬剤(内服、点鼻)治療の他、希望される方には炭酸ガスレーザー治療を行っています(予約制)。


のどの観察手順

のどで一番多い症状は痛み、次に違和感、声がれでしょうか。
単なる風邪(ウイルス性咽頭炎)の場合が一番多く、それらは放置しても自然に治るのですが、まれに重い病気が隠れている場合があります。

内科では舌圧子という棒で舌を圧迫して見るだけの場合が多いのですが、これで見えるのは咽頭の一部だけで。耳鼻科ではもっと奥まで観察するため小さな鏡の付いた棒を用います。これをのどに入れて反射した像をみるのです。鼻とノドの間の上咽頭という場所をみるものを「後鼻鏡」、ノドの下の方をみる鏡を「喉頭鏡」といいます。

しかしこれだけでは完全に観察できない場合も多いので症状と年齢によっては口から入れる硬性喉頭鏡や鼻から入れる電子内視鏡を用いて観察します。また炎症の種類や重症度を調べるため指先から微量の血液を採取して数分で調べる測定器を備えています。インフルエンザ、溶連菌、アデノウイルスなどの迅速判定キットも常備しています。

エコー検査では甲状腺や唾液腺、リンパ節の画像診断を行います。治療としては必要に応じて消炎剤、漢方薬、咳止め、抗生剤その他の内服治療、重症の扁桃炎や扁桃周囲炎、喉頭蓋炎では点滴治療も行っています。鉗子チャンネル付きの内視鏡も備えていますので口から取り除くのが困難な魚の骨の除去なども可能な限り行っています。



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